エチオピアらしいペンタトニック・スケールと独特のタイム感、エリック・サティにも通ずる物憂げな表情が融和した真にオリジナルなピアノ・スタイルを確立。アンビエント/ポスト・クラシカル的な観点からも高く評価される、1923年生まれのエチオピア人ピアニスト、エマホイ・ツェゲ・マリアム・ゴブルーのウルトラ・レア音源を名門ミシシッピが復刻!!!! 市場にすら現れない『The Hymn Of Jerusalem, The Jordan River Song』('72)、そして人知れずリリースしていた『The Visionary- Piano Solo』('12)の2作品からコンパイル。とりわけ「Jerusalem」は彼女のベスト・パフォーマンスのひとつともいうべき一曲だ。また「Quand La Mer Furieuse」はエマホイの歌声をフィーチャアした初の録音であり、現在準備中という彼女のヴォーカル・アルバム(!)にもつながる曲なのだとか。 本作のために新たにリマスター。また『The Hymn Of Jerusalem, The Jordan River Song』のアートワークを再現した重量感あるジャケットには、エマホイ自身が書いた各曲のメモが収められている。2022年の12月に訪れるエマホイの99歳の誕生日を祝福するリリースであり、名門ミシシッピの記念すべき200枚目のリリース。 https://emahoytsegemariamgebru.bandcamp.com/album/jerusalem