◆Dinky Toys(GB) #142 Jaguar MarkⅩ (ジャガー マーク10)です。
「MarkⅩ」は当時の英Jaguar最高峰で、1961年から1970年まで製造された大型高級4ドアセダンです。
MkⅨの後継車として登場したMarkⅩは、ボディが大幅に拡大され、当時の欧州車としては異例の超大型サイズを与えられました。
搭載エンジンはDOHC直6のXKエンジンで、当初3連キャブレター3,781ccでしたが、1964年にはEタイプと同時に4,235ccにボアアップされました。
◆モデルは英国製ディンキーの1961年型 「Jaguar MarkⅩ 4door Saloon」で、1962年にリリースされ1968年まで販売されました。
青メタのボディに赤いインテリアが装備され、金属性のスピンホイールが装着されていました。
リアのトランクが開閉し、中には大小2つのバッグ(スーツケースとハンドバッグ)が入っています。
「prestomatic steering」という前輪操舵と4輪サスペンション機構が付属します。
なお、このモデルには下記の項目で、複数のバリエーションが確認されています。
(参考:[Little Wheels][Dinky Toys Collectors' Associations(DTCA)]ほか)
①ボディカラー:「metallic pale blue」/「metallic mid blue」/「light blue」 (「light blue」はレアカラーです)
②ベースプレートカラー:「grey」→「black」
1963年には南アフリカ製ディンキー(英から輸入したパーツを南アで組立て)からも発売されました。
また、 1968年にはNicky Toys (Dinky India)でも、様々なボディカラーで販売されました。
◆出品モデルの
①ボディカラーは「metallic pale blue」(薄青メタリック)
②ベースプレートは「grey diecast #142」の前期製造モデルになります。
インテリアは「red」 ホイールは「spun hub」で、全長「106mm」(scale:1/45程度)です。
◆年代の割には目立った傷のない、綺麗な nearly mint conditionです。
ただ、製造から60年近く経過しておりますので、色褪せやくすみはあるものとご理解ください。
紛失し易い、アクセサリーのバッグ2個も付属します。
箱もオリジナルの「typeⅥ colour illust box」ですが、シワや擦れ、テープ補修などあります。
◇商品の状態にかんしてはあくまで主観ですので、画像にてご確認のうえご判断願います。