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ホット側に木製スプールに巻かれたWestern Electric製のはんだ(NASSAUとは別物)と、フラックスとして天然の松脂を使用し、グラウンド側に1950年代のテレフンケン製はんだを使用したRCAコネクタ付ケーブルです。またホット側のワイヤーには国産のインターホン用の電線(単線0.75mm)を使用し、グラウンド側には銅と真鍮の針金を縒り合わせたワイヤーを使用しています。敢えてこういった目を疑うようなRCAケーブルを出品致しました理由にはさまざまな思惑がありますので順を追ってご説明致します。
まず、WEのブランドに関してですが、WEの特に1900年代初頭のワイヤーのなかには本当に音質的に優れたワイヤーが沢山あります。私もWEのワイヤーにはずいぶんと助けられました。これら殆どのWEワイヤーは僅か数センチの長さだけでもその系統に組み込んだだけで全体の音質がWEに染め上がるほど強烈なインパクトのある音質を備えた物も多くあります。逆説的には数メートルものWEワイヤーは必ずしも必要ない訳で、こういった貴重な文化遺産は世界中に分散させて温存されるべきというのが基本的な私の考えです。これは「WEのはんだ」に関しても同様で、僅か1個所に使用するだけで必要十分なWE的な音を得る事も可能です。寧ろワイヤーも含め多用すると倍音が増え過ぎるなどの弊害も発生します。
次に、素材の適材適所といった使い方です。素材や部品の音質評価は回路上で何処に使用するかによって180°変わります。何でもかんでも高性能、高価な物、WEを放り込めば良いという訳ではありません。そういった理由から無数の組み合せを試験して探り当てた何の変哲もない単線と、グラウンド側には銅/真鍮の針金を縒ったワイヤーを使用致しました。グラウンド側にテレフンケン製のはんだを採用した理由も同様です。グラウンド側のワイヤーは気中に開放されていますので、長期間使用しているうちに表面に自然と薄い酸化膜が生じますが、その方が音に深みが増し音質的にも更に良好になります。
この組み合わせのRCAケーブルを出品する構想は数年前からありました。しかし保留にしていた理由は、意外にもワイヤーを保護する黒い網状の外皮であるSFチューブの入手です。ケーブルに適したサイズのチューブが限られ、100メートル巻きで値段も数万円からなどです。このたび採用致しましたSFチューブは何と農事用の組み紐で、値段は配線用の1/20以下です。形状、材質、品質はどちらも変わりません。これに気づいたときはまさしく狐につままれた心境でした。
音質的な特徴に関しましては、一本筋の通った芯の強い直球で飛んで来るような音です。本品を聴くと特にシールド線を使用したRCAケーブルはおそらく殆ど「潰れた音」に聴こえます。また全帯域に渡って分解能、空間的な臨場感、力感に秀で、特に中音域の充実ぶりは自然な風格さえ感じられれる説得力のある音です。
静電シールドはありませんのでフォノケーブルとしてはご使用頂けません。ラインケーブルでの使用は高出力な無線機の傍や工業用インバータの傍でもない限り、一般住宅でノイズの混入が問題になるような事はまずありません。通常のRCAケーブルと同様に安心してご使用頂けます。
今日まで星の数ほどのRCAケーブルを試して来られた方々に自信を持ってお勧め致します。
宜しくお願い致します。
仕様
コネクタ:両端RCAコネクタ(オス)
ケーブル長:1m
備考:シールド無し
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