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22.3×15.3㎝
【題箋】『増山井 全』
扉に
季吟選
俳諧増山井 四季之詞 並非季詞
書林 生白堂 宣英堂 千里亭
上部欄外に
安永三甲午年再板
とあり。
【内題】 増山井四季之詞
【内容】「四季之詞」とあるように、四季を更に十二(月)に分け、それぞれにまつわる詞を抽出し、その解説をしている。加えて「並非季詞」と言っているから、四季以外の詞にも抜かりがない。
例えば、
春 青陽 青帝 陽春 蒼天 東君 詔光
正月 むつき はつはる月益玉 初空月日 ・・・・・
正月は親疎ゆきむつふ故にむつみ月ともいへりそれを畧してむつきとはいへり・・・後略・・・・
と言う具合。
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正月 1丁表
二月 14丁裏
三月 18丁裏
四月 26丁表
五月 29丁裏
六月 37丁表
七月 44丁表
八月 50丁表
九月 55丁表
十月 62丁表
十一月 65丁表
十二月 69丁裏
非季詞 74丁裏~7丁表
執筆並端作
寛文三(1663)年 卯霜月冬至日 洛下 季吟 80丁表~81丁表
【刊期等】
安永三(1774)年甲午春再板
書房 江戸日本橋新右衛門町 戸倉屋喜兵衛
大坂中橋通瓦町 扇屋利助
同心齋橋通博労町 奈良屋長兵衛
【因みに】裏表紙裏に発刊書籍の宣伝が載せられているがその年が
嘉永二(1849)巳酉歳 大坂南本町四丁目角 敦賀屋為七郎
とあることから、「安永三年再板」の本に、新たに「嘉永二(年)」の表紙を付け、販売したものとみられる。
【参考】 早稲田大学図書館蔵本には、裏表紙裏に「宣伝文」を貼り付けたものを一点見つけたが、期日不明。後は表・裏表紙には何も印刷されていなかった。加えて、それぞれの刊期は同じで、出版元が違うものばかり。現代風に言えば「版権」を譲り受け(製本された本体)、自社用の表紙を付け販売したと言うことか。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
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