ジャンル:クラシックカタログNo:NM97019組み枚数: 商品説明 ジャン・フルネ放送録音集成(CD8枚組+DVD) フランスの名指揮者、ジャン・フルネが長年の手兵オランダ放送フィルハーモニーとおこなった放送用録音を、CD8枚+DVD1枚に収めたマニア垂涎のBOXセット。収録年代は1961~87年と幅広く、スタジオ収録とライヴが混在していますが、正規の放送音源からの商品化のため、クオリティは上々です。 【収録情報】 CD1 メシアン:トゥランガリラ交響曲 イヴォンヌ・ロリオ(p) ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)[1967年ステレオ] CD2 ①ヘンケマンス:パルティータ [1967年ステレオ] ②ファリャ:スペインの庭の夜 エドゥアルド・デル・プエヨ(p)[1961年モノラル] ③ラヴェル:《ダフニスとクロエ》第1&第2組曲 オランダ放送合唱団[1961年モノラル] CD3 ①ヘンケマンス:ヴァイオリン協奏曲 ディック・デ・レウス(vn)[1966年ステレオ] ②フランク:交響詩《プシシェ》全曲 [1987年ステレオ] CD4 バーディングス作品集 ①交響的変奏曲Ⅰ [1970年ステレオ] ②ピアノ協奏曲第1番 コル・デ・グロート(p)[1967年ステレオ] ③交響曲第5番[1966年ステレオ] CD5 フランク:交響詩《贖罪》 ゲー・ネウテル(S)オランダ放送合唱団[1976年ステレオ] CD6 マルタン:劇的オラトリオ《生誕の秘蹟》第1部&第2部 エリー・アメリング(S) エルンスト・ヘフリガー(T)オランダ放送合唱団、他[1964年ステレオ] CD7 ①マルタン:劇的オラトリオ《生誕の秘蹟》第3部 エリー・アメリング(S) エルンスト・ヘフリガー(T)オランダ放送合唱団、他[1964年ステレオ] ②マスネ:歌劇《ノートルダムの曲芸師》第1幕 ジェラルド・ガリーノ(T)ブルーノ・ラプラント(Br)オランダ放送合唱団、他[1985年ステレオ] CD8 マスネ:歌劇《ノートルダムの曲芸師》第2幕&第3幕 ジェラルド・ガリーノ(T)ブルーノ・ラプラント(Br)オランダ放送合唱団、他[1985年ステレオ] DVD ①ドビュッシー《海》 フルネの指揮姿のみの映像 ②ラヴェル:ラ・ヴァルス シルエットや舞踊シーンなどを多用した実験的映像がユニーク [以上、1970年モノクロ] ③ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ジノ・フランチェスカッティ(vn)[1973年カラー] DVDはNTSC、PALの両方式で同一映像を納めた両面プレスとなっています。日本製のプレーヤーとテレビで視聴できるのはNTSC面です。 かなりムラのあるBOXだ。60年代の録音は仕上がりに難がある。このころのフルネは曲に歩み寄ろうという姿勢が少なく、独自の解釈に引き寄せることが多かった。メシアンを聞けばお分かりいただけると思う。少なくともオーケストラは全く掌握しきれていない。その上で独自の猟奇的な解釈が入るので、雑なイメージがどうしても拭えない。いっぽう70年代以降は完成度が高くなる。マスネは当然優れているわけだが、大穴はベートーヴェンのコンチェルトだ。ソリストに助けられた部分も大きいが、曲想と指揮者、ソリストのスタイルが全て一致している。そのころのフルネはオーケストラを磨くのが俄然得意になる。あの暖かいのに爽やかという、ユニークな音色をどのオケでも出せるようになってくるのだ。フルネは練習が非情に厳しいため、付いてくるオーケストラは少なかった。そのため70年代以降はどのオケを振っても安心感がある。その中でベストのコンビは、ぼくはオランダRSOだと確信している。このBOXは若いフルネを聞くというより、フルネがどのようにして黄金コンビを築いていったか、を聞くのに買うのがベストといえよう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー | |||
商品名稱 : | 【廃盤】ジャン・フルネの全貌!!オランダ放送フィルハーモニー・録音集成 8CD+DVD 8713309970197 NM97019 |
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