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日語中国文学4冊「杜甫詩注第1冊~第4冊」吉川幸次郎著 筑摩書房 各16×22.4㎝(函の大きさ) 3.6㎏(4冊で) ハードカバー 函付き *附録はありません。
【内容紹介】唐の詩人・杜甫の全詩、およそ1400首を年代ごとに編成。よみ下し、日本語訳に加えて、一言一句にわたり詳細な注釈をおこない、その詩情を精究する。
【第1冊】1977年11月30日第3刷(1977年8月31日第1刷)発行 4800円 558頁 総序 書生の歌 上:最初期の古体詩四十三首を収録.「兵車行」「飲中八仙の歌」などの名詩を,著者ならではの深い学識によって読み解く.
【第2冊】1979年1月25日第1刷発行 4800円 596頁 書生の歌 下:第2冊は、最初期の詩のうち律詩75首を収録。
【第3冊】1979年7月25日第1刷発行 4000円 340頁 乱離の歌:755年、念願の仕官が実現するも、安禄山の乱が勃発。唐帝国の命運が大きく転変するなか、自身も賊軍によって長安に拘禁されてしまう。国は破れ、戦哭は野に満ち、家族とは隔てられるという絶望的状況にあって、詩人は愁吟する。名高い「春望」に新解釈を提出するのをはじめ、「月夜」「哀江頭」「哀王孫」など24首を深い学識によって読み解く。
【第4冊】1980年7月20日第1刷発行 4000円 393頁 行在所の歌/帰省の歌:栄誉と挫折、家族との再会。七五七年、賊軍占領下の長安を脱出し粛宗皇帝のもとに馳せつけた杜甫は、その功により供奉官に任ぜられるも、たちまち政争に巻き込まれる。杜詩中随一の雄編「北征」など二五首を読み解く。
【著者紹介】1904年、神戸市に生まれ、1980年、没。1923年京都帝大文学科に入学、支那文学を専攻。28年中国に留学、31年帰国。同年、東方文化学院(京都大学人文科学研究所東方学研究部)の研究員となり16年間をすごす。47年京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる。主な著書に、『尚書正義』、『杜甫私記』、『読書の学』、『仁斎・徂徠・宣長』、『吉川幸次郎全集』(全27巻+別巻1)などがある。
【商品状態】経年により中古感があり、三方ヤケ軽ヨゴレ、函にヤケヨゴレシール剥がしアトがあります。装丁はしっかりしております。中は鉛筆によるシルシ書き込みが有ります。読むことに全く支障はありませんが、資料としてお考え下さい。本書が中古書であることをご了承の上お買い上げくださいますようお願いいたします。(整理番号4513・5・640) 413511
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